八丈島で生産される草木染めの絹織物
コブナグサ、シイ、マダミなど、島に自生する植物を使って
黄、樺(かば)、黒の三色に糸を染め分け、縦縞や格子に織り上げる
300年の伝統があり、国の伝統工芸品、都の文化財に指定
黄八丈ゆめ工房
普通は反物は(約11m)羽織も仕立てる時は、一疋(いちひき2反)ですが、
八丈(1丈は約3m)、つまり24mの絹織物だった。
この八丈が島の名前にもなった。
黄染はコブナグサ(別名カリヤス)を乾燥したもの
樺染はタブノキ(別名マダミ)の生皮をはいだもの
黒染はシイの樹皮を乾燥させたものを用い、泥づけで仕上げる