和文化体験八日目

今回は、筆に挑戦です。
書道といいますと、どうしても筆で字を書くことが主で、墨をすることは、どうでもよいこととして扱われてしまいがちですね。でも、やはりこの墨をする時間というのは、とても大切なような気がします。
昔、外国の人と、筆動法を一緒に学んだことがありますが、外国の人の思い出としては、やはり墨をすっているあの時間が、辛かったと、思い出を語っておりましたので、そのことが記憶には残ったわけです。笑

これを正座して、やりますと相当きついです。笑
そして、巻筆を使います。参考文献
この筆では、墨汁を使えません。そして、ほんとうは、日本人の文盲率の高さは驚きますが、草書がいいですね。
そういう僕も、全然わかっておりませんので、勉強したいところです。

今回は一寸木先生も偶然いらしてくださいましたので、一緒にじゃあ、連句をしてみようということになりました。

お店にも飾ってありますので、この続きを誰か詠みにいらしてください~~。

在りし日の 匂ひに何を 想へども (ともか)
木の葉も花も 紅くなりけり (一寸木先生)
学校のお習字では、文鎮で紙をしっかりとめて、手のひらでさらに紙を押さえて、筆を持って書くわけですが、こうした固定願望は現代教育のなせるわざですね。江戸時代は、たぶん左手に紙を持って右手で書くわけですが、今の私たちからすると、とても不安定だなと思うと感じるとおもいます。
このあたりが、根本的に考え方が、西洋化されたところなんだろうなと思います。
お疲れさまでした

 

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