和文化体験五日目

五日目です

そろそろ疲れてきたかもですね。
所作が分からなくなってきたようです。笑

ご自宅では、平行して、浴衣作りに取り組んでいます
大変ですが、頑張って下さい

水通しして、地直しして、裁ちに入るところですか?
僕が、和裁が出来ませんので、困ったところをフィードバックして頂けると勉強になります。

そして、お店では今日は、まず袴の紐のたたみ方からです。
何度もやらないと、なかなか覚えられませんが、ざくっと知っておくと役立ちます。

さて、所作ですね

着物と所作

着物は、もちろん、日本のものですから、当然、思い通りに使い倒すものではなく、そこから学ぶものなのです。
着物を着ると動きずらいと感じるのなら、それは、型と同じで、そのように動いては駄目ですよというある指針を私たちに、教えてくれているわけです。
その一つに、袖、こいつが邪魔と思うことがあるかもしれませんが、つまり袖が邪魔だと感じるのは、所作として間違いですよと着物が教えてくれていると判断するわけです。

そして、袖がうまく動けば、不思議と身体は整ってくるわけです。

ネガティブであること

これはもちろん、現代とは真逆の価値観でありますが、もともと「無」が基本ですので、慣れていかないといけない考え方ですね。

こういう絵を見たときに、余白を見ることが、ネガティブの第一歩です。
なぜ、そうするのか?
私たちは、普通ポジティブに考えてしまいますので、実態を捉えようとします。そうしますと、捉えた実態を固定したいと願うわけです。
つまり、固定、安定、定着
たとえば、お習字をするときに、しっかりと固い机に紙を押しつけて、文鎮でさらに動かないようにして、手で押さえて、筆をがち握って書こうとする。これら、すべて、実態を捉えるために固定化しようという気持ちが働くわけですね。
そして、気がつけば、息まで止めていたりして、、
これでは、すぐに疲れてしまって、長続きしませんし、技の世界には絶対入ることができません

和裁をしていて、針とかに集中しておりますと、この固定化願望がでて、息止めたりと疲れてしまいます。
こうした固定化願望を無くすためにネガティブに捉えるわけです。これが、進めば、空間や間ということがわかってきます。

常に受け身であること

前回、中心線とかしましたが、この中心線をもとにお辞儀をしたりしますが、ここで注意しないといけないのは、自分の意思を先行させて動かないということです。

胸からは決して動かないで、背中に押されて頭を下げるわけです。

ですから、箸の持ち方とお茶碗の持ち方を練習しましたが、とうぜん、頂きますというのは、ちょっと違和感があるわけです。ここは、ひとつ京都風に「およばれしましょう」のが良いわけです。

お茶碗の持ち方と箸の持ち方は、抜刀と同じ所作になります。

なぜ?意思が立ってはだめなの?
それは、意思では思うように身体は動けないということです。無が基本です

言霊の日本?

日本は言霊の文化だということをどこかで聞いてきたらしいので、笑

ちょっとだけ、日本語における男性名詞と女性名詞の違いについてと

今までに聞いたことのない単語なのに、身体は知っていたという言葉を紹介いたしました。

これは、余談ですね。でも、不思議ですよね?これ暗黙知なのかな?

メモ(レッスンのポイント)

これは、単に僕が何を教えたか忘れるので、ただのメモ書きです。笑

・滑舌について
・旧かなづかいについて
・片手間に動かないこと
・手の動きの特性について、氣を使ってうごく

お疲れさまでした。
そろそろ、日本のことが嫌いになってきましたかね?
無理しないように~~。

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