和文化体験三日目

三日目です。熱心にお勉強しているようで、素晴らしいです。

今日は、半衿をつける練習をしました。集中しておりました。
できあがった作品は
そのままお店にて、半衿付き襦袢として売らせて頂きます。笑

所作は、教わったことをお父様に、伝えているようで、
それは、また復習としては良いことだと思います。

正座も礼もさまになってきました。
でも、まだ途中がヨタヨタしますので、力についての考え方について説明しました。

つくづく、なんか、いろいろと習ってきたことと、正反対なんですねと言っておりました。

だから、友達を無くすから嫌だと言った人もいますが、明治以降は西洋文化だけの社会ですので、日本の文化はマイノリティになってしまって、それを勉強することは、それなりに大変なのですよね。頑張っていきましょう。

水の呼吸

まあ、それは嘘ですが、笑。
水や風の力を使う、

どうしても力という概念が、固定されたものとして捉えてしまいますので、
自分の動きを風や水の流れの様に捉えてみるわけですね。
力を固定的に捉えますと、防御や制御にはよいですが、やはり疲れてしまいますね

感覚としての身体

自分を客観視することが、多いので、どうしても自分の身体を
鏡に映った自分のように、位置情報として、観念を作ってしまいがちです。

それとは、別に、たとえば鏡のない世界があったとして、自分のことを感覚としてしか
捉えられなかったとしたら??
観念としての位置情報と自分が感じた感覚経験とは
とても、ずれが生じているわけです。

そんなわけで、客観視した位置情報を自分の身体と勘違いしますと
怪我をしますので、感覚としての自分の方に身体をすりあわせておくと、
大変有効に身体をうごかせるというわけです。

空間の中の自分

現代は、ポジティブシンキンしかできないので、どうしてもポジを大切にします。
ところが、日本の絵画に余白がありますように、
ネガの部分の役割が、とても重要であることは、
日本の文化の特徴でもありますね。

このことを利用しまして、ポジとしての自分を頼りにするよりも
ネガとしての空間の中の自分として、捉えますと
まあ、不思議なことに芯が出来てくるわけですね。

正座するときにぐらぐらするのは、自分をポジとして捉えて
筋肉で、支えないといけないと踏ん張るわけです。
これを、ネガにして空間に力を入れて、自分は寄り添うだけにすれば
ぐらぐらしないのかもねって、ことですよ。

メモ(レッスンのポイント)

これは、単に僕が何を教えたか忘れるので、ただのメモ書きです。笑

・左が正しいという世界観
・引くことに注意する世界
・裏からみた世界観
・反復練習の弊害
・バーチャルな自分とリアルな自分
・外郎売り

*おわり

半幅帯の結びとかいろいろ試しているようで、素晴らしいです

お疲れさまでした。

 

 

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